2020 day146

ようやく首都圏も緊急事態宣言が解除された。

この、「宣言が解除された」って日本語がどうにも妙ちくりんで気になる。あと、緊急事態宣言開始の発表だったり、延長の発表だったり、解除の発表だったりが、安倍首相の会見の前に報道される(=政府が前もって公表している)図式が不思議。

それから、アベノマスクはまだ手元に届かない。解除に間に合わないなんて、何の意味があるのだろう?特定定額給付金の支給も来月の予定だし。これ4月分でしょう?というのが、多くの国民の感覚だと思うのだけど。少なくとも自分はそうだ。支給第二弾、やらないのかしら?不要な分まで配ってしまうことを恐れるのではなく、必要な人全員に行き渡らない可能性を恐れるべきだ。

ゴールデンウィーク明けくらいから、街には少しずつ人が戻りつつあるなと感じていたが、先週からさらに人が増えてきている。電車が混んでいる。明日から通勤ラッシュに逆戻りなのかと思うと憂鬱。自分は業務上、4月から時差出勤の時間帯に通勤しているので、ピークの時間帯にはぶつからないが、それでもやはり人が少ないのに慣れてしまったので抵抗感がある。他人との物理的距離感を保つのが当たり前になってしまって、もうコロナ禍以前の感覚には戻れない。

人の密集に慣れていた、というかむしろ当たり前だったあの頃の自分は、もうここにはいない。今よりも人口密度が低い地域に引っ越したいなと思うようにすらなった。他人が近いことによる恐怖感や緊張感や嫌悪感などではなく、この二ヶ月間、3密を回避してきた身としては、元の日常に戻る=閉塞感のような窮屈さを感じるのだ。テレワークが当たり前の働き方になれば、日本の都市密集型の生活スタイルも大幅に変わる気がする。業態によってはテレワークは難しいかもしれないが、例えば「接客」の考え方なんかは変わっていくと思う。

 

さて、ローカルな話。

昨日は3月以来、初めて外食した。昼飯に近所のとんこつラーメン屋にひとりで入った。替え玉二杯。久しぶりのこの感じ。満足した。店員が2人とも外国人に替わっていた(恐らく中国人の女性が配膳、中東系の男性が調理)。コロナ禍前、他のラーメン屋でもインド人(パキスタンかも)の女性が調理してたり、白人男性が配膳してたりっていうのを見かけた。国際化が進む地元のラーメン屋。

あと、美味いかき氷を出してくれる喫茶店も席を間引きして営業再開していた。よかったよかった。妻と息子と一緒に早くかき氷を食べにいきたい。