2021 day208

先週の海の日はまさに海日和で、照りつける日差し、どこまでも青い空、透き通った海を満喫した。

九十九里は不開設だったこともあり、ビーチはガラガラ。朝から行ったが、自分たち家族のほかには常時3〜4組しかいなかった。たまにライフセーバーが見回りに来るくらいで、なーんにもないビーチ。これがいい。打ち寄せる波の隙間で小魚が泳いで、引き潮とともに海に戻っていく。

浅瀬に寝転んでちゃぷちゃぷ遊んでいただけだが、けっこう焼けたみたいで特に顔と膝が赤くなりヒリヒリしている。翌日には顔の皮が剥け始めた。今日、職場のエレベーターの鏡に映る自分の顔を見たら、額の皮が白く剥けていて汚かった。鼻や頬はマスクで隠れていてよかった。

打って変わって今週は、曇りと雨の繰り返し。気温もさほど高くない。夜は風が吹いてちょっと涼しい。湿度さえ高くなければ相当過ごしやすいはずだ。今週いっぱいはこんな感じの天候らしい。先週海に遊びに行っておいて大正解だった。8月もまた行きたいな。海か川。

オリンピックが始まって、是非はともあれスポーツ観戦は楽しい。これ、せっかくなら会場で生観戦したかったものだ。せめて選手の親とか子供とか家族だけでも生観戦できたらよかったのに。叶わぬ話だが。

柔道の阿部兄妹、水泳の大橋悠依、卓球の水谷&伊藤ペアの活躍は漫画のようでドラマティック。今回からオリンピック競技に加わったスケボーでは、男子女子それぞれで金メダルを取ってるしね。アメリカじゃないんだ、と驚いた。今夜のソフトボール決勝では、日本とアメリカがいい試合をしていた。日本2点リードの7回表で、レフトに飛んだ日本のホームランボールをフェンス越しにジャンピングキャッチしたアメリカ外野手のナイスプレーはよかったなあ。最後は上野が3人で抑えて金メダル。あー、始めから見たかった。

こうしてオリンピックはオリンピックとして楽しんでいるけれど、一方で解決されていない問題ばかりで、それは絶対忘れてはいけない。今日の東京の新規感染者数は一気に跳ね上がり2,848人で1月7日以来の過去最多。飲食店の半数くらいは時短や酒類の提供停止に応じなくなった。コロナ禍が始まって1年半経っても国のサポートが手薄なのだから、当然の話だ。東京から川崎に越境飲みしている人もいるし、一般人・公人・財界人問わず飲み会が開かれ陽性者が出ている。職域接種もワクチン不足で直前で延期になったりして、この国の舵取りが不安で仕方ない。

と、社会の大きな問題に目を向けつつ、頭の中の大半は家族や仕事のあれやこれやで占められている。自分らの生活を豊かなものにするにはどうすればいいのか、考える。

でも帰宅して「おかえり」の代わりに「うんこ、ちんちん」を連発してくる5歳の息子とルーティンの追いかけっこ(息子がパパの部屋着を着て、着替えをジャマする遊び)をしていると、全部忘れる。子供の存在感は強い。