2021 day33

昨年どハマりしたとあるブームが、最近冷めつつある。プロダクト自体は良いと思うし、手に入れたい気持ちは変わらない。メーカーの職人魂も好きだ。だけど、内輪受けしかしないことをコンシューマーに向けて発信したり、それによってコンシューマーも内輪に引き入れようとする言わば共犯者感の醸成は戦略として否定はしないが、そのノリについていけない人間はなんとなく冷めてしまう。アパレル業界にありがちなあのノリは、よっぽど気持ちと財布に余裕がないと向き合えない。ノリノリの時は自分の本心に目を瞑って、その場のノリを楽しむのだけれど。

あと、職人魂と納期の遅れは別の話で。遅れるならそのお知らせや説明をするのは大人なら当然だし、「俺たちこんなことして楽しんでまーす」とか「次はこんなプロジェクトを計画してますっ!」とか言ってるのしか見かけないと、プロダクトのクオリティーは現物を見て判断するとして、コミットメントは信用できなくなる。「なんか理屈じゃないんだよね」みたいなことをいい歳の大人がしたり顔で言ってるのは、あまりかっこいいものではない。もちろんわかる部分もあるし、全否定をするつもりはないが。

 

話は変わって、2月なのに冬の装いしてるとちょっと汗ばむ瞬間があるな、という今日このごろ、節分らしい。今年はなぜか2月2日が節分の日。妻は急いで恵方巻きを買ったそうな。うちはふたりとも東京出身だから恵方巻きの文化は無いよ、と妻には言うのだが、妻はそんな文化はあまり気にせず、ただ単純に恵方巻きにかぶりつきたいだけのようだ。非常に妻らしい発想だし、こういうミーハーなところは東京もんっぽい。

ということで、今夜の晩御飯は恵方巻き。

そして自分は帰り道に草団子を衝動買い。

あー、次は熱いお茶がこわい。