2020 day183

今年も折り返し。2020年前半は、どこかに遊びに出かけた思い出が少ないままに過ぎていった。

ここのところ、全国の感染者数、とりわけ東京都の感染者数が50人を超える増加傾向にあり、東京アラートってなんだったんだっけ?と思い返しても、都庁とレインボーブリッジが魔王の城みたいに赤く染まっている以外の実績がなく、よくわからない。今は基準値すら無くなってしまったし。東京都近隣の県知事は、都知事に抗議すればいいのにしないのかな。自粛してるのかな。都知事選が先か。

などと思いながら、駅までの道を歩く朝。麦わら帽子をかぶったちびっ子たちが保護者に手を引かれて近所の幼稚園に登園する姿が。

うちの子も、本来ならこの子たちと一緒に登園していたはずなのだ。出勤時についでに息子を幼稚園まで送っていく、そんな日々のルーティンがあったかもしれない。

なんだかんだあって幼稚園に入れていない息子は、出かけるときにはまだぐっすり寝ていた。おまえ本当は寝てる場合じゃないんだぞ。

息子の寝顔を思い出すと、梅雨の曇天も明るく感じる。「はい、どーじょ」と言ってオモチャを渡してくる息子は実年齢よりも幼くて、そこがまた可愛い。

自閉症スペクトラムらしくこだわりの強い息子だが、どっちかというとADHDの気のほうが強い気がする。なによりも心配なのは知能だ。なにかと手がかかり悩みも尽きないが、自分の子だからやっていけるのだと思う。