2020 day362
4歳の息子はウルトラマンが大好きだ。Huluでしょっちゅうウルトラマンシリーズを観ている。
クリスマスにサンタさんにお願いしたプレゼントも、ウルトラマンXに出てくる怪獣、レッドキングだった(元はウルトラマンに出てくる怪獣)。なぜウルトラマンではなく、レッドキングを欲しがったのかは謎だ。
さっきも夕飯の後スマホをいじっていたら、たまたま出てきた円谷プロダクションのホームページ。ウルトラマンの一覧が出てきたので、「あ、ウルトラマンだ」と言ったら、隣の息子が食いついてきた。
「ウルトラマン⁉︎みしぇてー。しゅごい!カッコイイ!」
スマホを覗き込んでるその顔は満面の笑みで目がキラキラ輝いている。
「あ、セブンだ!あ、エックス!オーブ!ウルトラマンギンガだぁ!」
こんな小さな画像でよくわかるものだ。もちろんまだ字は読めない。
中には知らないウルトラマンもいて、「これなーに?」と指差して聞いてくるので、「レオだよ」とか「コスモスだよ」とか教えてあげると復唱して覚えようとする。好きなものには集中力と記憶力が倍増する。きっと次に見たときには名前を言えるようになっているのだろう。
腕を十字の形にして「ビーム‼︎」と叫んでいる息子を見ながら、昔々の自分の幼い頃の記憶を重ねた。息子の頭の中で繰り広げられている想像の世界は、どこまでも自由でワクワクが止まらない夢の国。一緒に飛び回って遊びたい。あと何年、一緒に飛び回って遊べるのかな。