2020 day99

朝日新聞DIGITAL(2020/04/08)より抜粋

東京都内でタクシー事業を営むロイヤルリムジン(江東区)が、グループ会社を含む5社で約600人いる乗務員全員を解雇する方針であることが8日、分かった。

(中略)

乗務員には「感染拡大が収束した段階で再雇用する。希望者は全員受け入れる」と説明したという。同社は「休業手当を払うよりも、解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明している。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN486KGGN48ULFA03C.html

 

業績悪化で解雇・離職は今後ますます増えるだろう。このタクシー会社の言う通り、一般的な休業手当よりも失業手当のほうがもらえる額は大きい。苦渋の決断ではあるが、そこまで切羽詰まっているのだ、国民は。

 

この補償もない緊急事態宣言によって、こよなく愛するミニシアターがいよいよ存続の危機に直面している。このままでは本当に全国のミニシアターが潰れてしまう。

映画産業の衰退は文化の衰退、文化の衰退は憲法25条にある「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に反する、と強く主張したい。また、同25条の「国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」を政府は速やかに実行に移す責任と義務がある。

「ミニシアターを救え!」プロジェクトに自分も賛同した。

#SaveTheCinema 「ミニシアターを救え!」プロジェクト