2019 day168

この季節だから、19時過ぎに自宅の最寄駅に着くと、まだ夜の帳が下りる一歩手前。薄暗い空の向こうの雲の隙間から夕焼けが見えた。

今月は残りの出勤すべて定時で上がることにしたので、晴れていれば毎日この景色が拝めるのかな。

うちの会社は良くも悪くも法令遵守には真面目で、特に36協定には厳しいので、45時間を超過する残業は許されない。起算月から既に3回超過している自分は、4回目になると重要リストに載ってしまうので、その事態だけは避けたい。

そんな状況だが、今月はいろいろ重なった影響で、先週時点で36時間になってしまった。普通に考えると60時間ペースなわけだが、残業の理由となった案件はいくつか収束しているので、60時間になることはないが、まあそれでも45時間は余裕で超えそう。45時間を超えない為にはどうするか。①時間内に仕事を終えられるようより効率的に取り組む→がんばるが物量が多いので限界はある(そもそも社内外大小の打ち合わせが多いし)、②他の人に仕事を振る→役割的にあまり無い、③定時になったら仕事が残っていても帰る→積み残しを割り切る。とは言っても締め切りものは常にあるし、予定通りにうまくいくとは思えないが、とりあえずやる。いっそのこと有休を取るという手もあるが。

で、今日は定時を25分過ぎて帰ってきた。明日はさらに早く帰らねば。

働き方改革という名ばかりの労働者を苦しめるだけの規制について盲目的に遵守することだけを正義としている会社で働いていると、ただただ現場は疲弊していく。無理して残業を抑えずとも自然に緩和されるような、そんな仕組みを本気で考えてもらいたい。せめてそういうポーズだけでも見せてくれればいいのに。うちの会社はほんとに保守的だからなぁ。というか、自ら改革を起こせるような知恵も度胸もない人たちしかいないのだろうか、経営層は?

まあそんなわけで、わたし、定時に帰ります。