2019 day126

朝は6時半起床の予定が二度寝して7時過ぎ。急いで支度をして病院へ。今日は2歳の息子の検査の日。

電車とバスを乗り継ぎ、1時間半。妻が受付をしている間、病院ロビーのキッズスペースで遊ぶ。他にも1歳〜4歳くらいの子供たちが3〜4人遊んでいた。大型連休最終日。同行しているお父さんたちが多いようで、キッズスペースは自分ら親子含め、基本的には父と子供たちという図式。お母さんたちは受付やら精算やらに行っているのだろう。

30分くらいそこで遊んだ後、時間になり呼ばれて検査室へ。検査といっても発達検査なので、子供にとっては半分遊びのようなもの。笑い声を上げて楽しんでいた。いつも通り機嫌もよく、大丈夫そうに見えたが、初めての環境で彼は彼なりに戸惑いや緊張があったのかもしれない。先生と遊んでいる(検査を受けている)姿を観察しながらそう思った。

病院は午前中に終わり、帰りは新宿のルミネで昼食を取った。息子があまり食べなかったので、パン屋に寄って好きそうなのを2、3個選んだ。

地元の駅に着き、帰り道にある神社に寄ってご挨拶をした。賽銭箱の前に立ち、連休中の安全を御礼した。隣には真剣に長い間手を合わせている人がいた。

そして帰宅。早い時間だが、もう一仕事終えた気分。往復だけでも3時間。やはり疲れたのだろう。手を洗ったら寝室へ直行し、布団にゴロリ。スヤスヤと寝てしまった。親のほうが。

息子は帰りの電車でウトウトしていたが、家に着くと元気が復活し、昼寝をしている両親の周りでひとり、何やらはしゃいでいる。何がそんなに面白いのか、この子は眠くないのだろうか、そんなことを頭の片隅で考えながらうつらうつら、心地よいナップタイム。夕方まで寝た。

夕飯の買い物に行きたいと言っていたくせに、まだまだ惰眠を貪ろうとする妻を起こし、3人で夕方の町へ買い出しに。ついでにクリーニング屋に寄って、預けてあったワイシャツを受け取る。袋の重さはワイシャツ10枚分とは別に、明日から再開する日々が日常なのか非日常なのか、長いようであっという間に過ぎ去っていった10連休への郷愁が含まれていた。

夕暮れ。アスファルトのオレンジ色の照り返しが、徐々に青く、濃く、深くなっていく。バギーに乗っている間に眠ってしまった息子の頭が振動で動くたびに、彼の栗毛がふわりと揺れる。その栗毛の先端が、まだほんの少し残った日の光に、きらりと輝いた。