2019 day114

働き方改革

法令遵守

残業45時間、年6回まで。

本当にそれが正しいの?

もちろん、ブラック企業を規制していく政策は必要だ。しかし、働き方や雇用形態が多様化し、トップとボトムの格差が広がっているこのご時世で、一律に労働時間を規制するのはどうなんだろう?

デジタルシフトで業務効率化をしていくのは喫緊の課題だが、マンパワーをかけなければ立ち行かない仕事もたくさんある。

労働人口が目減りしていくのは目に見えているので、現状の働き方改革を推進していくならば、それなりのセーフティーネットは必要だと思う。税率を上げるならば、それなりの見返りがないと、労働者のモチベーションは上がらない。

個人事業主が増えていく社会では、働き方はその個人に依存していくし、悲劇的な結末を迎えさせないために国が規制を強いるならば、やはり国民を守るためにもセーフティーネットの拡充は絶対に必要だ。

会社が法令遵守を原則とするのは当然だが、そのシワ寄せは現場のスタッフに強いられることになる。だからこそ会社には戦ってもらいたい。トップダウンだけでは、いつか組織が瓦解してしまう。

そんなことを、取引先の話や会社の方針説明を受けて、改めて感じた。