2019 day31

バカにも二種類いて、憎めないバカと苛立たせるバカ。

可愛げのある人柄や夢見がちなバカは憎めない。でも、できる風のオーラを出しながら物事のイロハがわかっていないバカは耐えられない。表面上は一丁前のことを言うが、ノーロジックなので当然自己矛盾が生じている。そのことに当人は気づくはずもなく、こちらとの会話が成立することはない。

そんなバカを相手にして、今日は自分としては珍しく、感情が抑えきれなかった。しかしそれも糠に釘。相手には何も響いていない様子だった。周囲にいた人たちも、バカとはいえ、流石に状況を察したようで集まってきたり聞き耳立てたり。

話も一通り終わったところで、周囲にいた空気の読めない憎めないタイプのバカが、こちらの応援のつもりかただの野次馬根性かは知らないが、変な囃し立て方をしたのだが、キャラなのでムカつくが憎めない。

明日から既存業務の対応範囲拡大と新規業務の立ち上げが始まるが、ここまで酷い状況は初めてだ。情報不足、情報錯綜、情報混乱、情緒不安定、厚顔無恥後出しジャンケンと二転三転の繰り返し。丸投げは今に始まった事ではないが、そんなことだからこの現状に至ったという反省は皆無。

職場を出ると、冷たい風、雨、雷。暗雲立ち込める明日を予兆するかのような天候に、ため息ではなく、から笑いがこぼれた。