偉大なるマルグリット

3月鑑賞作品。

鑑賞メモより。

初めは可笑しなパトロンマダムの話だと思っていたが、徐々にこの映画の恐ろしさがわかってきた。マルグリットを取り巻く腐敗と孤独が痛々しく、彼女の孤独と狂気は絶望的だ。唯一の理解者だと思っていた執事もある種の狂気に支配された観察者だった。ラストに絶句。