エール!

難聴者には健聴者のそれとは異なる独自の世界観がある。彼らは難聴であることにプライドを持っていて、健聴者が思うほどにはハンディキャップを感じていないことも少なくない。ポーラの家族がまさにそんな感じだ。

ポーラ以外、父も母も弟も難聴で、ポーラは生まれながらにして重い責任感を持たざるを得なかった。そんなある日、部活の体験入部で音楽と出会い、ポーラの青春が始まる。

難聴者と健聴者のズレが笑いにも葛藤にも繋がる。理解できなかった相手の世界を理解しようとする姿に心を打たれる。とっても素敵な家族とポーラの青春に乾杯。

走る少女は美しい!

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