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乱死怒町より愛を吐いて

映画
先週の土曜日、渋谷ユーロスペースにて鑑賞。公開初日とだけあって、館内満場。仕事終わりに渋谷に着いたのが20時過ぎ。受付で「立ち見となりますがよろしいですか」と言われ、立ち見なんていったいいつ以来だろう?とやや興奮した。立ち見で映画を観るというのも映画館ならではの醍醐味だ。たまにはそういうのもいい。最近は立ち見のできる映画館も減ってしまったことだし。

開場して整理券番号順に中に入ると、やはりすでに満席。かと思いきや、最後尾の端っこのほうに空席を発見。なんだかんだで座れた。座れてよかったという気持ちと立ち見できなくて残念という気持ちが入り乱れる。そのあとに入ってきたお客さんたちは通路に座ったり立ち見だったり、大入り状態。

21時になり、舞台挨拶のため俳優陣及び監督が登壇した。KONTAのいつも通りな感じの独特のトークで、不思議な空気が流れる。さらに鳥居みゆきの登場で自由な時間が訪れ、他の俳優陣も割と自由。一番の自由人は島田角栄監督だったかもしれない。嬉しそうに終始ニコニコしながら、たぶん恥ずかしさを隠すためか足をぶらつかせたり狭いスペースでウロチョロしたりしていた。

観客は映画ファン以外の人たちも大勢いたようで、いつもの映画館の空間とは違っていた。それは、舞台挨拶の時や上映中に感じた。試写会にも同様の雰囲気がある。だから試写会に行くことは決してないのだ。

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さて、本編。ライヴ感のある映画といえる。ライヴハウスで、がむしゃらに楽器をかき鳴らし、首に筋を立て喉が潰れるほどに声を枯らして歌っている情熱的なロックバンドの演奏を観ているような、そんな気分だった。この感じが好きな人と苦手な人と分かれるところだと思う。

後藤まりこ演じる舞の衣装がなんとも可愛らしかった。あれに恋してしまった岡田(川本三吉)の気持ちがよくわかる。尾道に咲いた花のような。だいぶ不思議ちゃんではあるが。

上映期間は残り一週間。