2020 day95

戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」と同じだ。

国民は泥舟に乗せて、自分たちは陸で備蓄に囲まれて暮らす。

勝っていると嘘をつき、

仕組まれたデータを公開し、

国民からは搾取して、

代わりに竹槍ならぬ布マスクを与え、

パワーワードを並べただけの曖昧な表現を連発し、

国家権力を悪用する。

民主とは?国民が国の主体ではないのか?

国の存続には国民を、この国で共に同じ空気を吸い生活する人々を守ることが第一であるということが、細胞レベルで理解できない人は政治家になってはダメだ。そういう人を当選させてはダメだ。

それから、政治家の世襲制もダメだ。独裁国家と大差なくなる。

4月に入って突然、国会議員がマスクを付け始めた。安倍さんは一人だけちっちゃな布マスク。もう全体的におふざけにしか見えない。

国会議員が1日も早くコロナに感染すること、誰よりも安倍さん自身がコロナに感染することでしか、事態の収束に向かわないのではないかと思ってしまう。そんな不謹慎な発想を持たせないでほしい。

手続き、事務処理、諸々のことを考えると、納税者全員(世帯ではなく赤ん坊から老人まで住民票に登録されている一人ひとり、職業問わず住民税・所得税の納税者全員、つまり日本に住んでいるすべての人)に一律現金給付のほうが手っ取り早いし、即効性あるし、経費も今政府がやろうとしていることよりかからない。

各国各自治体の首長の発言・行動が、リーダーとしてどうあるべきか、またはあるまじき対応か、ということについて、非常に勉強になる。自分は経営者ではないが、一事業所のリーダーとして、考えさせられるところが多々ある。

2020 day94

4月から事業所の営業時間がこれまでより1時間遅くなった為、朝の通勤が楽だ。満員電車に揺られることもなくなった。とはいえ、3月の時点でコロナ影響から時差出勤する人やテレワークする人が増え、通勤電車は快適になりつつあったが。帰りの電車もだいぶ人が減った。

最近、電車に乗っていて気付いたのたが、座席に余裕がある時はなるべく間隔をあけて座ろうとする人が目立つようになった。無駄にパーソナルスペースを取りたがる人は以前からいるが、それに限らず、意識的に人との距離を取ろうと行動する人が多いように感じる。

本当は自宅待機が一番いいはず。ぎりぎりの状態とか言ってないで、さっさと緊急事態宣言を出してほしいところだ。でも出さないだろう。休業補償もするつもりなさそうだし。

あー!映画館に行きたい!まだ『初恋』と『ハーレイ・クイン』を観ていないのだ!

2020 day93

エイプリルフールの冗談ではなかった世帯あたり布マスク2枚配布施策。布マスクが小さすぎて顎が出ちゃってる安部さんが、もごもご喋ってる姿は冗談そのものだったのに。

 

■時差通信社のJIJI.COM(2020/04/02)より抜粋

菅義偉官房長官は2日の記者会見で、安倍晋三首相が全世帯に配布すると表明した布マスクについて「1枚200円程度と聞いている」と明らかにし、「補正予算(編成)に向けて関係省庁で精査する」と述べた。国が買い上げたマスクは、日本郵政が把握している各住所のポストへ2枚ずつ投函(とうかん)されると説明。「店頭にマスクがないという声が多いので、必要な対策をスピード感を持って行うべきだと判断した」と強調した。"

https://www.jiji.com/sp/article?k=2020040200565&g=soc

 

朝日新聞DIGITAL(2020/04/02)より抜粋

"布マスクは織り目のサイズが大きいため、飛沫(ひまつ)を防ぐ効果が小さい。また繰り返し洗って使う場合、管理が悪いと雑菌がはびこる可能性があり、かえって不衛生になる可能性も挙げる。

 5年前に英国の医学誌に発表された論文では、1607人の医療従事者を、医療用マスクをつける人、布マスクをつける人、マスクをつけたり外したりする人にわけて感染リスクを比べたところ、布マスクをつけた人がもっとも呼吸器疾患やインフルエンザ症状を示した人が多かったという。

 WHO(世界保健機関)は、新型コロナ感染拡大期における布マスク使用について「いかなる状況においても勧めない」と助言している。"

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN424D52N42ULBJ003.html

 

感染リスク低減には効果の薄い布マスクを200円という高値で2枚ずつ各世帯に配布するよりも、その予算を使って日本銀行券をそのまま配ってほしい。

税金の還元の仕方を間違え過ぎていて、コメディー感満載なシンゾーと愉快な仲間たち。

不要不急の布マスクは自粛して、日本銀行券を可及的速やかに給付すれば、そっちのほうが経済の底支えになると思うのだが。

2020 day92

給付金や配給について、日本政府はなんでひと世帯でくくるのだろうか?

給付金はひと世帯あたり10万円。

ガーゼマスクの配給は1住所あたり2枚(エイプリルフールの冗談⁉︎)。

国民の数で対応するのと、その世帯数で対応するのではまるで違う。都市部は地方に比べ単身者や少数家族が多いだろうから、ここで給付格差が生まれる……なんていうことは当然わかったうえでそういうことをするのは、よっぽど予算を出し惜しみしているから?飲食店やカラオケやライブハウスなどの利用は自粛するよう呼びかけながら、店側への補償は言及せず。ずるいなぁと思う。やはり予算の出し惜しみ?ちびちびと意味のない予算の使い方をするのは逆に無駄遣いだと思うけれど。

今はギリギリのラインだと(都知事が)言っていたが、何をもってギリギリと判断しているのかは誰にもわからない。言っている本人もわかっていないはず。はっきりとした数字、わかりやすい施策が出てこない、どこまでも間延びしたグレー状態。

お肉券とかお魚券とか、いらない。

給付は必要なところに対象を絞ると言うが、どれくらい時間をかけるつもりだろうか?待ったナシの人たちもいるから、即時性即効性がないと意味がない。給付以外の方法だってあるはずだ。

ダラダラと検討を続ける煮えきらない対応。

でも、もしかしたら、この対応が結果的には正解だったなんてこともあるのかもしれない。誰かを、どこかのゾーンを意識的に淘汰しようとしているなら。

日本の感染者数は、現時点でもうすぐ2,500人に達する(ダイアモンド・プリンセス号の感染者を含めると3,000人超)。

2020 day90

「だいじょぶだぁ」と言って復帰するものだとばかり思っていたのに。

志村けんが亡くなった。

新型コロナウィルスは、ぼくらのお笑いヒーローを奪った。

あっさりと、あっけなく。

人工心肺を入れるほど重篤だったのはニュースで知っていたが、まだ70歳だ。

早すぎる。

「志村、うしろ〜!」はぼくらの合言葉だ。

今後の俳優活動も楽しみだった。

自分の周囲には新型コロナウィルスで亡くなった人も、感染した人も、いない。

日々更新される感染者数に危機感は覚えつつも、なかなか実感が湧きづらかった。

でも。

親しみのあるぼくらのお笑いヒーローが、コロナにやられた。

このニュースは、自分だけではなく、子供の頃からテレビ画面越しに志村けんに親しんできた多くの働く現役世代に、強烈なショックをもたらしただろう。

本当にヤバいんだ。

あのコントおじさんが死んじゃった。

目が座ってるおもしろコントおじさん。

子供がマネしたくなるギャグと下ネタとキャラをたくさんばらまいたお笑いヒーロー。

 

国民への自粛要請には限界がある。

政府には、即効性のある医療対策と経済対策を発動してもらいたい。

いますぐに。

真剣に。

国民を守るために。

2020 day87

帰りの電車の車中。地下鉄に揺られている。ふと見ると窓が空いている。コロナ対策だ。

都知事の週末外出自粛要請で、スーパーやドラッグストアは商品が空っぽらしい。肉、米、納豆、パスタ、缶詰。マスクや除菌シートやトイレットペーパーはいまだに欠品続きで、体温計も売り切れているそうだ。

ニューヨーク、ロンドン、パリの街からは人が姿を消した。インドは全土で封鎖。イタリアの感染者/死者はトップを独走中。日本もこの1週間で感染者が900人から1500人に増えた。東京オリンピックは来年に延期となり、大相撲は相変わらず無観客試合

それでも大丈夫だろうという呑気な気持ち。ロックダウンになったときの為の買いだめ、買い占め。クラスター、オーバーシュート、新しく覚えた横文字の専門用語。

 

先日病院に行って、息子の発達検査の結果を聞いた。3歳9カ月の息子の発達度合は、2歳3カ月程度だった。1歳半遅れは想像通り。夫婦共々やはりそうかと頷いた。約1年前の検査結果と比べると、息子は確実に成長していることがわかる。平均的な発達からは遅れがあるが、ちゃんと伸びている。特に最近、彼の言語・認知力はぐんぐん伸びていると実感している。

まだ起きている時間に家に帰り玄関のチャイムを鳴らすと、息子は玄関まで走ってきて鍵を回しドアを開けて迎えてくれる。彼の「おかえり」は、どんなに仕事で疲れていても、こちらの気持ちを元気にしてくれる。親孝行な子だ。

 

仕事ではこの1年間の苦労が身を結び、来期から業務シェアが拡大する。1年前に失った業務量を取り戻したのだ。長かった。苦しかった。でも報われた。奪還。その言葉を胸にもがいてきた1年。そして達成した。

営業時間が変わることでオペレーションの仕方も変わる。メリットのほうが多いはず。

新しく着任する人がいる。その人は自分の補佐役として、そして行く行くは異動する自分の後任としてやってくる。数年ぶりに新しい風が入る。楽しみだ。

去っていく人もいる。致し方なく去る人、逃げるように去る人。前者には感謝と寂寥、後者には感謝と……。

こんな時期だから歓送迎会もできない。

 

土壇場で決まった諸々の状況。半年後、1年後を見越して来期の体制を組む。組織図を刷新し、各人に与える役割を変える。

 

電車を降りて帰宅途中に立ち寄ったセブンイレブンでは、おでんの販売を中止していた。

今夜は風が強い。週末は天気が荒れるそうだ。自宅待機の週末。でも、週末に働く人もいるのだ。

2020 day60

マスクは依然として欠品状態が続いているが、それに加えてトイレットペーパーやハンドソープなどの衛生用品が続々と商品棚から姿を消していく。さらには食料品も買い溜めの影響で品薄に。去年の台風の時を思い出す。

今日は午前中は息子の療育に付き添い、昼はふたりでぶらぶら散歩。あちこち寄り道しながら歩いた。息子が誰かの家の前の花壇にポケモン人形や車や飛行機が飾ってあるのを見つけ、しゃがみこんで眺めていた。ポケモンいっぱいいるね、と話しかけながら、その後ろ姿を見守る。

お天気なので散歩が気持ちいい。そろそろお昼を食べようと串カツ田中を目指したのだが、息子が「イヤ!」と店に入りたがらず困った。斜向かいにインド料理屋があり、「じゃあナン食べる?パンみたいなやつ」と訊くと、パンが大好物の息子は興味を示し、自ら店に入って行った。お子さまランチのカレーは甘く食べやすかったが、息子はずーっとナンを食べ続けた。こうやってディップして食べるんだよ、と食べ方を見せてあげても、頑固な息子はひたすらプレーンなナンをもぐもぐ食べ続けた。

ふたりともお腹いっぱいになり、お会計を済ませ家路についた。帰り道は追いかけっこをしながら帰った。

週末にしては街の人は少なく、やはり多くの人はコロナの影響で自宅でジッとしてるのだろうか。学校は休校、イベントは次々と延期や中止を発表、テーマパークや動物園なども休館、スポーツは無観客試合となった。人々は行くとこないし、危機感も煽られてるし、家でのんびり、そうなるか。

それでも週が明ければ皆通勤電車に揺られて職場に向かうのでしょう?最も濃厚接触の確率が増す通勤電車に乗って。時差通勤なんて気休めにもならない。やるんだったら徹底的にやってほしい。電車通勤禁止、とか。

そうそう、突然ですが今日が終業式ですとか、卒業式中止ですとか、急な学校の発表に涙する学生たちをニュース映像で見たが、泣く気持ちに共感できない、ある意味寂しい、ある意味冷めた学生生活を送っていたのだ自分は。